これがメイドたちの真の実力


ようやく水面下での作業も落ち着いてきました。これからは少しは積極的に更新できるといいのですが。
というわけで、今回は約束していたようにイラストの更新です。

街破壊巨大少女幻想26

注意事項。イラストの著作権は作者様に所属します。無断転載は厳禁です。
Warming! Reprint without permission prohibition!

去年の12月にOMC経由で依頼したイラストで、作者は酒路モノ様です。……これまた直球ど真ん中なナイスなイラストです(笑)。いつもとちょっと違う路線を狙って、メイドさん二人を巨大化してもらいました。でもやる事はいつもと同じです。どうしてこうなったかは以下のSSでどうぞ!

……
「ナターシャ、葵。今日はちょっと違う仕事を頼む」
少し緊張した面持ちで現れた二人のメイドに、私はいつものように笑顔を作って呼びかけた。
「なんなりとお申しつけ下さい。ご主人様」
神妙に答えたのはナターシャの方だ。ロシア系の少女で仕事はいつでも完璧にこなす。ちょっと真面目過ぎるのが玉に傷かもしれないが、青と白のメイド服はよく似合う。
「たまには変わった仕事をお願いします。いつも同じ仕事ばかりでは飽きてしまいます」
率直な物言いが特徴なのは葵だ。純和風な少女で、メイドなのに着物風の衣装でないと仕事をしない。ナターシャよりは小柄だが、プロポーションがいいのをいつも自慢している。……そんな勝気な一面もまた微笑ましい。もちろん、仕事も完璧だ。
「今回の仕事は葵に向いてるかもしれない。実は私の会社で作ったちょっとした装置のテストを手伝ってもらいたいのだ」
「テストですか? そういうのはちょっと……」
「葵! えり好みは駄目だと……」
「テストといっても堅苦しくない。好きなように振る舞えばいい。だから葵には向いているはずだ」
「お任せ下さい。で、何をすればいいのですか?」
案の定葵は乗ってきた。私は思わず苦笑いしながら言葉を続けた。
「君たちは今から身長50メートル近くまで巨大化して、一つの街を壊滅させて欲しい。どんな手段を使ってもいい。とにかく完璧に破壊する事。それだけが条件だ」

「こんな仕事……初めてね。本当に大きくなっちゃった」
メイド服のまま巨大化した事に気づいて、ナターシャはきょとんとしたようにつぶやいた。目の前に広がるのはまるでおもちゃのように小さな街。
仮想空間上に作られた実在しない都市とはいえ、破壊するのはさすがに躊躇われた。
「いいじゃない。許可は出てるんだから好き勝手に暴れるわよ」
楽しそうに答えたのは葵だった。既に道路を陥没させているのにも関わらず、両手を腰に当ててポーズを決めていた。
「どーせ壊したって被害は出ないんだから。好きにやるわよ」
「そうだけど……。いつもの服装のままっていうのも恥ずかしいわね」
「いいじゃない。どーせ見えてもいいようにしてるんでしょう? それにご主人様だって楽しみにしてるみたいじゃない」
「……そうね」
ご主人様が楽しみにしているらしい事を思い出して、ナターシャは破壊活動を始める決意を固めた。
でも、どうやって壊せばいいのだろうか……?
「ところで葵……」
「こーいう大暴れって一度してみたかったのよね。怪獣映画みたいじゃない! えいっ!」
ナターシャが二の句を繋ぐ間も無かった。着物風のメイド服に身を包んだ巨大少女はいきなり通りに面したビルに蹴りを食らわせて壊してしまったからだった。たったそれだけで建物は崩壊して、切れた電線が火花を散らす。
「葵……」
「ナターシャも暴れて! こんなに大きいと壊すの大変だから!」
口では言いながらも、葵は容赦しなかった。壊した部分に草履とニーソックスに包まれた足を入れると蹴散らして歩いたり、立ち塞がる建物を腕で壊したりやりたい放題だった。
たちまちの内に街の一部は瓦礫と化していく。
「凄ーい。こんなにめちゃめちゃにできるんじゃない」
「葵……。手に持ってるのは何?」
「これ? 壊したビルの一部。とっても軽いの。ほらっ!」
「きゃっ! な、投げないでよ……。びっくりするじゃない……」
「ほら、当たっても平気でしょう? 私たち、幾ら暴れても傷一つつかないわよ」
「それは……これが仮想現実だから……」
「仮想でも何でもいいじゃない!」
葵はすっかり暴走していた。
ニーソックスに包まれたすらりとした足で建物を蹴散らす。
壊した建物を持ち上げてさらに叩きつける。
高圧電線塔を武器にして周囲をめちゃめちゃにする。
それでも絵になっているのが不思議だった。
……もう。葵の好きにはさせないから!
しばらく呆然と相方の大暴れを見ていたナターシャだったが、これもご主人様から命じられた<仕事>である事を思い出すのと同時に。
ついにメイド服に身を包んだ怪獣と化した。
いきなり街の中心街に襲いかかって、スカートから伸びる足でまとめて建物を壊してみせる。車はパンプスで全て踏み潰してしまい、一部は容赦なく蹴り上げる。
アーケードを持つ商店街は踏み潰して破壊すると、壊したばかりのアーケードを持ち上げてそれを武器にして周囲を壊滅させる。
ガスタンクを見つけ出すと、まるでボールを掴むように持ち上げてその場に叩きつける。巻き起こった大爆発もまったく熱くなかったので、不思議な感じがしたが、それがかえって気持ちよかった。
「ナターシャも怪獣みたいね。周囲を壊滅させて炎の中に立ってるんだから」
葵が茶化したように呼びかけてくる。手には電車を持ったままだったが、無造作に切り離して投げ捨ててしまう。足元では駅が半壊していたが、草履に包まれた足で瓦礫を踏み潰していた。
「なんかとっても気持ちよくてつい暴れちゃったのよ。こんな仕事も悪くないわね」
「ほんと。ご主人様には感謝しないといけないわね」
「でも、今こうしているところってカメラに撮られてるのよね」
「あ、そうなんだ。……実験だから当然ね」
「そういうこと。あ、葵。こっち来て」
「うん」
「ほら、電車は捨てて。そんなもの持ってたら本当に怪獣じゃない」
「よく言うわね。えいっ。……以外と飛ばないのね。電車って。でも住宅地がめちゃめちゃ。後で壊せばいいわね」
平然と言いながら、葵は瓦礫を踏みしめて歩いてきた。ナターシャは大通りに立っていたが、そっと葵の手を握る。
「え? 何するの?」
「カメラに向かってアピールするのよ。ご主人様に向かって」
「あ、なるほどね」
「ご主人様。ナターシャです。まだ仕事は途中ですが、こんなものでどうでしょうか?」
「この街は私たち二人で完全に破壊してみせます。期待して待ってて下さいね。えいっ!」
「葵……。どさくさに紛れて後ろの建物に蹴りを入れないで」
「いいじゃない。さあ、もっと壊すわよ!」
「負けないから!」
破壊衝動の固まりと化したメイドたちを止める事は最早誰にも出来なかった。結局、街は30分程で完全に瓦礫と化し、その中央で二人の巨大少女はハイタッチをしていたからだった。
それでも。
満足した<ご主人様>は特別にボーナスを進呈した。
お小遣いと、二人揃っての休暇と……<シティクラッシュゲーム>への優先招待券だった。

……

次回は神風様のリクエストに答えてSSを掲載します。詳細はまだ秘密ですが、お嬢様姉妹による大破壊ゲームです。リクエストのお陰で面白いストーリーが浮かびました(笑)。
大破壊系SSのリクエストはなおも受け付けていますので、皆さんも見たいシチュレーションを是非リクエストしてください。二次創作は「東方」ネタならOKです(現在、魔理沙が巨大化して大暴れしまくるSSを書く事が決定しています)。

久しぶりに宣伝。
巨大化できる二人の少女たちの大活躍を描くオリジナル小説「港町の守護巫女」の連載を再開しました! 今回は水着姿での巨大化シーンも用意していますのでお気軽にどうぞ!
他にも色々なオリジナル小説を取り揃えています。

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コメント

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No title

あのメイドさんが咲夜さんに見えてしまったw
咲夜さんが巨大化して暴れる妄想して、僕。満足!(帰れ
とりあえず、破壊系のSSはドストライクなのでじゃんじゃんお願いします(何様
魔理沙は50~100メートルの間でお願いします(何様だよ本当

実はちょっと狙いました

>霧雨teru沙#teru様
さっそくのコメントありがとうございます。ナターシャさんはやっぱり咲夜さんに見えますよね(笑)。銀髪で青と白のメイド服姿と指定して発注しましたので……。咲夜さんも巨大化させたら迫力ありそうですね!
破壊系がドストライクとはこちらとしても書きでがあります。身長50から100メートルの間というリクエスト受け付けました。あのやんちゃで悪びれしない魔理沙の大破壊……とっても美味しいですね(おい)。順序がありますのでしばらくお待ち下さいね。

No title

いつも更新を楽しみにしています。
リクエスト募集、ということなので、50~100メートルくらいに巨大化したレミリアとフランが街中で大乱闘かつ大破壊するSSを希望します。
いつも皆から(背の高さ的意味で)見下ろされているレミリアが、逆に見下ろす…たまりません(ぉ
ではは

リクエスト受け付けました

>ラフレミスキー様
初めまして。リクエスト確かに受け付けました。ただ、先約がありますのでその後になります。その点はご了承下さい。レミリアとフランの巨大化大乱闘……面白そうなネタですね! 頑張って書いてみます。

皆様からのリクエストは本当に力になります。改めて感謝したいと思います!
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