荒事始末人ユリアの仕事(3)

というわけで、「荒事始末人ユリア」の第3話です。今回は「巨大ヒロインピンチ」編です。まあ、そんなに過激な内容ではないんですけどね……。それではどうぞ。

……
その攻撃を、ユリアはまったく予想していなかった。とっさに防御はしたものの衝撃自体は打ち消せず、破壊された大通りに尻もちをつく。
「痛ーい! なんで魔法弾が飛んでくるのよ……」
「私が攻撃したからに決まってるじゃない」
「えっ……?」
聞き慣れてはいるものの、思ってもみなかった声にユリアは慌てて立ち上がった。
駅前広場のロータリーを足場にして、白と青のローブに身を包んだ魔法使いのヘイゼル・エルマークが悠然とポーズを決めていた。
「エルマーク様? どうして貴方がここに……」
「決まってるじゃない。貴方を苛める為よ♪」
ヘイゼルが口元に手を当てて楽しそうに言い切るのと同時に、ユリアの両足に実験体の触手が巻きついた。
さっきよりも格段にスピードと威力が上がっている。
判断しながらも何とか触手を振り払おうとしたが、まったく効果がない。むちゃくちゃに両手を振り回したので、さらに道路の両側の建物が破壊されただけだった。
「あらあら。パンツ丸見えじゃない。はしたないわね。しかも道路上の車もぜーン部潰しちゃってるし。悪い子にはお仕置きが必要ね♪」
嬉々とした声でエルマークが言うのと同時に。両足に絡んだ触手がスカートの奥へと向かって突撃した。純白の下着越しにその先端が秘部に接触し、ユリアは思わず喘ぎ声を上げる。
「エ、エルマーク様……何を……」
「言ったじゃない。貴方を苛めるって」
触手の一本が何度も何度も下着越しに責めたてる。悪夢としか表現のしようがない快感が全身を貫き、ユリアは我慢できずに何度も声を上げる。
「うあっ……。ち、ちょっと止めて! 世界中に見られてるのにこんな事をするなんて……ああっ!」
「見られている」と思うと、到底我慢できる状態ではなかった。しかし、その背徳感すらも快楽に転じて、ユリアの大事な部分を濡らしていく。
たまりかねて、巨大化したユリアは思い切り転がった。スカートが思い切りまくれた状態のままで周囲ビルや住宅を思い切り破壊する。断ち切られた電線が火花を散らし、巻き込まれた車が爆発炎上する。それでもユリアは女としての本能に逆らえず、喘いでいた。
「もう止めて……。めちゃめちゃになっちゃう……。ただでさえ感じ易いのに。あっ……くっ……凄い……このままイキそう……」
既に下着はぐしょ濡れだった。羞恥心と快楽が無い混ぜになった想像もつかない精神状態に陥った巨大少女は、立ち上がることすら出来ずもがき続ける。
「いいざまね。何度も私の邪魔をした報いよ」
瓦礫を踏み潰しながら、巨大化したヘイゼルが歩いてきた。空中にいる謙吾の姿には気づいたようだったが、無視してユリアに話しかける。
「邪魔……?」
「私の作った可愛い試作体を何度も破壊してくれたじゃない。どれだけ悔しかったか、分かる?」
「それは……。エルマーク様が悪いんじゃないですか! 作っては暴走させるから始末しただけです!」
「失敗は科学の進歩につきものよ。私にしてみれば我が子みたいなものなんだから」
「そんな勝手な理屈、通りません!」
「貴方はどうやら今の立場が分かってないようね。まだまだお仕置きしてあげる♪」
突然、触手が全て離れた。一瞬、安堵の息を漏らしたユリアだったが、逃げる余裕はなかった。今度はヘイゼルに両手を掴まれて無理やり起こされたからである。
「私より小さいくせに胸とかは大きいんだから妬けるわね。抱くんだったら貴方の方がいいってみんな言ってるのよ」
「そ、そんな事言われても……」
「問答無用!」
自分から言っておいて「問答無用」も何もあったものではないが、ヘイゼルはユリアを近くにあった高層マンションに思い切り叩きつけた。瓦礫を増やしながら踏み留まろうとしたユリアだったが敵わず、背中で建物を破壊させてしまう。そこに正面から蹴りが飛んできたので、両腕でガードしたが……。まったくの無駄に終わり、その衝撃でマンションを崩壊させながら、まだ壊していない鉄道の高架線の上に倒れてしまった。高架線が両断され、電車も巻き込まれて派手に破壊される。
「どうなってるの……?」
もやしのように細いヘイゼルの力が増している事に気づいて、ユリアは混乱していた。もしかすると、一時的に肉体を魔法で強化しているのかもしれない。それならば時間切れまで逃げるしか方法は無かったが……。
立ち上がろうとした瞬間に触手が足に絡みつき、再び高架線の上に倒されてしまった。
「実験体が健在なのを忘れたかしら? らしくないわね」
住宅やマンションを派手に壊しながらヘイゼルが悠然と歩いてきた。彼女もまた破壊行為を楽しんでいるのか、無傷だった周囲はめちゃめちゃになっている始末だった。
「くっ……。負けないから!」
「そんな顔をされるとどうしても苛めたくなるわね。絶対に許さないんだから♪」
ヘイゼルの顔に歪んだ笑みが浮かんだ。その笑みにユリアは恐怖を覚えたが、触手に足を掴まれては何も出来ない。
「な、何をする気!」
「とってもいいこと。これを使って遊んであげる♪」
そう言いながらヘイゼルが掴み上げたのはも高架線から脱線して道路に叩きつけられた電車の一部だった。何をするのかすぐに想像がついたユリアは慌てて逃れようとしたが、かえってスカートがまくれ上がってしまう。ぐっしょりと濡れたパンツが丸見えになってしまったが、ヘイゼルはそこに電車を押し当てる。
「あっ……! 止めて止めて!」
「止めないわよ。すごーく面白そうだから♪」
「だから、世界中に見られてるのにどうして……ああ! 駄目! 十分に感じてるのにそんな……恥ずかしい……」
「また濡れてきたわね。さすがに若いわね♪ 幾らでも出てきそう。瓦礫の上にまでこぼれそう」
「なんで、なんでこんな目に遭わないといけないのよ……」
「ヒロインはピンチに陥るのがお約束よ♪」
「そんなの知るわけないじゃ……うっ! そんなに中まで挿れないでよ! 妊娠しちゃう……」
初めて経験するような愉悦と背徳感から、ユリアの心は完全に乱れていた。唇から紡がれるのは最早喘ぎ声が中心で、戦うどころではなかった。
それでも、何とか抵抗しようと体をよじったり腕を振り回したりしているものの、巨大化しているため周囲の建物が派手に破壊されだけで何の効果もなかった。
「どんな気分? 巨大化してこんな事をしてると」
「とっても気持ちいい……わけないじゃない!」
「でも盛大に建物を壊して、こんなに恥ずかしい姿を見せびらかして……。楽しいでしょう? ほら、これでどう?」
「ああっ!た、楽しいわけ……ないじゃない! 壊したら元に戻さないといけないのよ」
「貴方なら魔法で一発でしょう?」
そう言いながら、ヘイゼルは壊された電車でユリアの下半身を徹底的にいたぶる。漏れ出た愛液が電車すらも汚し始めたが、ユリア自身は止めることすら出来ない。
電車の高架線をベッドの代わりにして、ただ羞恥に耐えるだけだった。
い、嫌……。こんなの。でもこのままではどうにもならないし。せめて謙吾がどうにかしてくれれば……。
何も口を挟んでこない少年のことを恨みながらも、ヘイゼルに嬲られ続けるのだった。

……
やっぱりユリアのように強気な女の子は虐めると楽しいですね。ついでに街は壊しまくりですけどね。

次の更新は当初の予定通り来週です。久しぶりに依頼したイラストを掲載しますのでお楽しみに。
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