千鶴!

相変わらず忙しいです……。昨日も今日も仕事なのでこんな時間に更新する羽目になってしまいました。やりたい事はいっぱいあるのに時間がない~。というより家にいてもする事が多くて暇になりません(笑)。やっぱり表現することが好きだからでしょうか?
前置きはさておき、今週のイラストです。

街破壊巨大少女幻想83

注意事項。イラストの著作権は作者様に所属します。無断転載は厳禁です。
Warming! Reprint without permission prohibition!

OMC経由で依頼したイラストで、作者は谷町クダリ様です。公開の順序が前後しまくった関係で納品されてからかなーり時間が経ってしまいました。申し訳ないです。
既に何度も公開していますが、巨大格闘少女の「千鶴」を描いてもらいましたが、今回はもろにツボでした。可愛いというより格好いい系で、迫力満点ですからね。着物にも巨大ヒロインっぽいアレンジがされているのも最高です。普通に戦っても強そうな少女がここまで巨大化したら、暴れた後には何も残りそうにありませんねww

次の更新はSSの第3話となります。出来る限り早く更新したいですが、公私にわたって色々押しているので次の更新がいつになるかは確約できません(おそらく、2~3週間後になると思いますが)。あー早くゆっくりと創作活動に専念したい……。
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過去からの挑戦者(2)―舞&由衣破壊騒動記―

今回は舞&由衣姉妹の大暴れSSの第2話です。いよいよ由衣の戦いが始まりますが……。まあ、ある意味お約束の展開ですよね。今回は。それでは、どうぞ。

……
用意周到に張られた警戒線を軽々と飛び越え、<怪獣>の襲撃現場へと突入した由衣の視野に飛び込んできたのは、いつも以上にめちゃめちゃに破壊された町並みだった。
つい数十分前まで普通に存在していたはずの住宅街は完全に壊滅し、土台だけが辛うじて名残を留めている。由衣の身体よりも大きな瓦礫や建物の一部が転がり、一部は陥没した部分に落下している。電柱は全て折られて切れた電線が虚しく風に揺れ、時折スクラップになった車が爆発する際に発生する爆風が火災を発生させていた。
「……許せない」
瓦礫の奥に悠然と立つ怪獣……古風な姿をした巨大少女の姿を瞳に映し出しながら、由衣はつぶやいた。スニーカーに包まれた足で瓦礫を蹴飛ばし、羽織っただけのシャツの裾を大きく揺らしながら走り出す。
絶対に許さない! この街は……。
少しずつ、由衣の身体が着ている服ごと巨大化していく。
百四十七センチから二メートル、四メートル、六メートル……。
スニーカーの蹴散らす瓦礫が少しずつ大きくなっていき、足音が地響きに変わっていく。
十メートル、二十メートル、四十メートル……。四十四メートル強になったところで急成長は終わった。元の身長と比べると三十倍サイズまで巨大化した<巨大ヒロイン>の誕生だった。
右手をぐっと握りしめ、唇を真一文字に結んだその姿は少年のように凛々しく、心は熱く燃え盛っていた。
「この街はあたしが好き勝手に壊すんだから!」
……。
でも、本音は正直だった。邪魔な瓦礫を思い切り蹴飛ばして壊すと、指を突きつけて<怪獣>の後ろ姿に宣言する。
「待ちなさい! これ以上街を壊すのは許さないから!」
ゆっくりと、着物姿の巨大少女が振り向いた。自分より年上……姉とほぼ同い年ぐらいであることに気づいて一瞬怯んだが、自分を鼓舞するかのように断言する。
「それ以上壊すならあたしが許さない! あたしはこー見えても正義の味方なんだから!」
「街を壊すのが好きな正義の味方ね、よく知ってるわ」
真冬の風のように冷たい言葉が、一歩を踏み出した由衣の足を凍りつかせた。道路上の車を数台踏み潰した状態のまま問いかける。
「知ってるって……。あっ、テレビとかで見たのね! もう、真に受けないでよ! 必要があって壊してるだけなんだから!」
「そうかしら? 私には楽しんでるように見えないわ。こんなふうに大暴れするのが好きなんじゃないの?」
ふわり。
市女笠から垂らした半透明の布を優雅に揺らしながら、巨大な着物少女……三佳は身を翻した。とっさに身構えた由衣を無視して、まだ無傷だった地区……住宅と商業ビルなどが混在する地域へと無造作に足を踏み入れる。
「えっ……」
呆然とする由衣の前で展開したのは新たな破壊劇だった。着物から伸びる白足袋と草履に包まれた足が住宅をまとめてなぎ倒し、ただの廃材の山に変えていく。舞い上がった埃が周囲の建物に降りかかって外壁の色を変えたが、元の色を失うよりも早く三佳によって蹴散らされ、原型を失ったただの瓦礫となる。
道路上の車はつま先が当たっただけでまとめて宙に投げ出され、周囲に停まっていた他の車の屋根やボンネットに激突し、一部が爆発して黒煙を吹き上げる。そこに三佳の巨大な足が降ろされて、新たな破壊音と共に道路にめり込む。
それでも、巨大化した三佳は心の底から笑っていた。心の底から破壊行為を楽しむ者だけに許される、透き通った無邪気な笑顔だった。
「ひどい……。街をめちゃめちゃにしないでよ!」
三佳が最後まで残っていた大型スーパーを両手で持ち上げた瞬間、ようやく由衣は言葉を発した。胸元で右手を握りしめ、一段と目を吊り上げて睨みつける。
正義感に駆られての行動にも見えたが、実際は<獲物>を横取りされたハイエナの気持ちそのものだった。
「もう許さない! あんたなんか退治してやるっ!」
巨大なスニーカーに包まれた足がアスファルトに新たな陥没をまとめて作り出した。そこに車の成れの果てや住宅の瓦礫などが落ちていくのも構わず、三佳が破壊している大型スーパーの駐車場に突入する。
体当りして転ばせてから足を掴んで振り回してやるから。そしたら腹にパンチを食らわせて……。お姉ちゃんとケンカする時と同じ!一瞬の内にそこまで考えて、由衣は姿勢を低くする。足元の車は全て蹴散らし、作戦を実行に移そうとした、その瞬間だった。
三佳の手が翻ったかと思うと、由衣は右肩付近に強烈な打撃を感じて足がもつれた。何が起こったか認識するよりも早く、頭から何かの破片が降り注ぎ、注意が完全にそれる。大型スーパーをぶつけられたと気づいた時には、三佳の巨体が目の前まで迫っていた。
三佳の着物に包まれた両手が、小柄な巨大少女の両肩を力任せに掴んだ。相手が振りほどこうと暴れるのも構わず、最大限の力を込めて右手の方向に投げ飛ばす。多少は戦い慣れている由衣は足元のまだ壊されていない建物などを巻き込みながら踏み留まろうとしたが、バランスは回復せず、そのまま通りを挟んだ向かいに建っていた大型のコンベンションセンターの真上に背中から落ちてしまった。
小柄な女子小学生といえど、巨大化している為体重は500トンを越えている。その全体重が重力に引っ張られて落下してきては、さすがのコンベンションセンターも耐えられなかった。
最初に、黒のキュロットスカートに包まれたヒップが鉄骨で支えられた屋根を完全に押し潰す。同時にチェック柄のシャツに包まれた両腕が無意識の内に振り下ろされて両隣の屋根を完全に破壊し、止めとばかりに上半身が建物自体を両断する。頭は建物の奥にあった駐車場に落ちて、数十台の車をまとめてスクラップにする。
たった一撃で、大型の施設は半分以上が壊滅した。
「酷いことするわね……。めちゃめちゃじゃない」
由衣の無残な姿を見て、三佳は再び笑った。
「正義の味方のくせに街を壊してしまう悪い女の子にはお仕置きが必要みたいね」
その言葉を由衣は、ぼんやりとする意識の中で聞いていた。コンベンションセンターがクッション代わりになった為か後頭部を強打しなかったのが幸いだったが、何が起こったのか理解できないままだった。
あたし……何してるの? 襲いかかっていきなり投げ飛ばされたの? お姉ちゃん以外には投げられたことなんかないのに……。
ゆっくりと三佳が近づいてくる気配を感じて、由衣は身体を動かした。途端に半壊したコンベンションセンターから瓦礫や鉄骨が降り注いできたが、構わずに身体を起こそうとする。
あーあ。派手に壊しちゃった……。でも、この建物は毎回壊してるからどうでもいいわね。こうやって壊すのも楽しいし。
「巨大化して怪獣と戦うたびに破壊することにしている建物・建造物リスト」の上位に挙げているコンベンションセンターを新しい方法で壊してしまったことに、由衣は興奮を覚えていた。
今までは自分の力を見せつけるかのように手足を使って壊してきたのだが、戦いの巻き添えで壊してしまうのも悪くなかった。
でもこの方法だと攻撃を受けないと駄目なのよね。あたしって強いからお姉ちゃん以外は相手にならないし……。
突然、道路などに投げ出した両足が引っ張られて由衣は驚いた。目線を飛ばすと、三佳が両足首を掴んでいるのが見えた。振りほどこうにもまるで足は動かない。
「戦場では油断大敵。受験と同じよ」
小学六年生の対戦相手には理解できない言葉を投げかけながら、三佳は両腕に力を込めて由衣の巨体を転がし始めた。
「え、ち、ちょっと……何するの!?」
まだほとんど膨らんでいない胸や柔らかいお腹などでコンベンションセンターを更に破壊しながら、三佳は叫んだ。降り注ぐ鉄骨や屋根の成れの果てが邪魔だったので手で振り払うと、わずかに原型を残していた部分も完全に破壊される。
とうとう壊しちゃった……。あたしが、自分の身体で。ちょっと……面白いかも。
未熟な下半身が本能的に疼くのを感じる。街を破壊している時にもいつも感じているのだが、今回はいつも以上だった。
「ついにコンベンションセンターも壊滅したわね。どう? 自分の身体で壊してしまう気分は?」
ついに建物がただの瓦礫となったのを確かめて、三佳は足を掴んだまま問いかけた。
「うん……。気持いい♪」
「え?」
「今までは自分の力で壊してばかりだったけど、こーやって攻められるのも悪くないかも。だって、あたしの身体でみーんな壊してしまうんだから」
「……。そこまで言うならもっと壊したらどう!?」
由衣の言葉は、巨大な着物少女の怒りに火をつけただけだった。
足を掴んだまま、三佳はそのまま引きずり始めたからだった。今度は背中で道路上の車などが潰れ、周囲の建物も巻き込まれて破壊されていく。電線がまとめて火花を散らし、一部では火災も発生したが、それでも由衣は興奮が抑えられなかった。
やっぱり楽しい! 自分の身体だけで街が壊滅しちゃうんだから。でも……。
半ば自棄になって由衣を引きずる三佳に視線を投げかける。
やっぱりやられっぱなしは嫌。そろそろ反撃しないと……。
「なに、その目は? まだ懲りないの?」
「そうじゃなくて! ただ……」
由衣の言葉は最後まで発せられなかった。三佳が両足から手を離したかと思うと、今度は両肩を掴んで無理やり起こしたからだった。かなり大きな隙があったのだが、身長差も大きい巨大着物少女に睨みつけられては動けないまま、由衣は瓦礫の上に立たされる。チェック柄のシャツやキュロットスカートはすっかり汚れて、瓦礫や建物の一部がぼろぼろと落ちてきたが、払いのけることはできなかった。すっかり目が座った三佳が何も言わずに、由衣を再び投げ飛ばしたからだった。不意を突かれてはバランスを取ることも出来ず、今度は巨大化した由衣の方ぐらいまでの高さを誇るタワーマンションに背中から叩きつけられてしまった。ガラスが一斉に砕け散って陽光に反射しながら落下していき、それを追うかのように建造物の破片が由衣の巨大なスニーカーなどに落ちる。しかし、その本人は建物に半分にめり込んだまま動けなくなっていた。
また自分の身体で壊しちゃった……。この建物、いつもなら両手で半壊させてから蹴り壊してるから、ちょっと新鮮かも。
再び、「巨大化して怪獣と戦うたびに破壊することにしている建物・建造物リスト」の上位に位置する建造物を破壊したこともあって、由衣は興奮が収まらなくなりつつあった。下半身が熱くて、何かが溢れそうな気がしつつあったが、それすらも恥ずかしいとは思えなくなっていた。
「もう、どうしてそんな顔するの!?」
「だって面白いじゃない。自分の身体でマンションとかを壊してしまうんだから。やってみたらいいじゃない」
「この着物はあまり汚したくないし、はしたない真似なんか出来るわけないじゃない! 着物がまくれると丸見えなの! ……一応短いスパッツ履いてるけど」
「だったら……」
「待ちなさい! これ以上街を壊すのは許さないから!」
怒りだけで発せられた激しい言葉が、二人の巨大少女の耳を打った。

……

ネタバレ?になりますが、次に登場するのは姉の舞です。次からはいよいよ舞と由衣の姉妹が巨大着物少女・三佳に挑みます。堅い姉妹の絆があれば怨霊たちの送り込んだ巨大少女にも勝てる……はずです。
今回は少しだけ意識して文章を変えてみたつもりですが、かえって読みづらくなったかもしれません。私の好きなとある作家の影響なんですけどね。ちなみに「三佳」という名前はその作家の小説に出てくる少女からもらいました。そう言えば誰なのか分かる方もいるのでは? 

おまけで自作のイラストも上げておきます。

街破壊巨大少女幻想82

新たなオリジナルヒロイン「ブルーアロー」こと彩奈です。その名の通り、巨大化した時は弓矢またはボウガンを武器に戦う少女で、射程は限られているものの、矢尻に強力な炸薬を仕込んでいる為、その破壊力は「放射能を出さない戦術核」並と言われています。ただ……。その能力を使うことはほとんどなく、怪獣退治は素手でやってのけてしまいます。もちろん、街を破壊し尽くすのが主目的です(なにか違うような……)。
デッサン狂いは酷いのですが、キャラデザや色遣いはかなり気に入っています。これなら「箱庭世界」の薫や黒羽、ミアキス姉妹などを描いても問題ないかも……。連載再開前に一度全員描いてみたいと思っていますので。

次回の更新はイラストですので、次の週末には更新します。お楽しみに!
プロフィール

Author:小笠原智広
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