告知だけですが

今週は更新しない予定だったのですが、来週ではぎりぎりになるので告知のみ行います。
5/5(祝)コミティア108に参加します。今回は新刊として「箱庭世界の巨大少女剣士」の第2巻を無料配布します。

街破壊巨大少女幻想74

表紙はこんな感じになる予定です。なぜかヒロイン・薫が制服姿ですが、作中にもちゃんとそういうシーンが有りますのでご安心を。まだ書き上げていないのでどうなるやらですが……。
スペースはQ24b「木蘭優駿」です。
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無意識の迷宮(3)―古明地姉妹の場合(前編)―

今回は何とか更新間に合いました。ホームページの方に連載している「箱庭世界の巨大少女剣士」や例大祭合わせの東方小説本もある上に仕事も多忙なので、正直身体が幾つあっても足りません(しかもイラストも描いてるし)。でもまあ、何とか書き上がりましたので更新します。案の定、今回では完結しませんでした(笑)。古明地姉妹巨大化編第3回です。

……
久しぶりに聞く声に、さとりはゆっくりと振り向いた。
大好きな妹のこいしは、瓦礫を踏み潰して立っていた。その顔には特に感情は浮かんでいなかった。まるでそれがいつもの事であるかのように。
「こいし……」
「お姉ちゃんも派手に壊してしまったね。澄ました顔をしてるけど、本当は壊したくて仕方なかったんだ」
「えっ……?」
「ここら辺ぜーんぶお姉ちゃんが壊したんだよね? 凄いじゃない。建物がまるでゴミみたいに壊されてるし」
そう言いながら巨大化したこいしは、軽く足を振り上げて見せた。靴からぼろぼろと瓦礫が落下し、さとりは今更のように自分のした事が怖くなってくる。
何を言ってるの、こいしは……。ここはあの謎の箱の中なんだから別に壊したって問題ないじゃない。こいしだって壊してるのに。
「本当はお姉ちゃんも壊したかったんだ。私と同じだね、やっぱり。楽しかったんじゃない?」
「楽しかったって、そんなわけ……」
「嘘。お姉ちゃん嘘ついてる。こいしは見たんだから。お姉ちゃんが笑いながら建物とかを壊してるとこ。さっきなんてわざと地震を起こしてたじゃない。あんな事をしたら派手に建物が壊れるって分かってて……」
「いい加減にして!」
とめどないこいしの言葉に、さとりはついに怒りを爆発させた。瓦礫を踏み潰しながら足を踏み出し、さらに続ける。
「私は貴方を探してたのよ! ずっと家に帰らないでどこを歩いてたの!? 心配したんだからね!」
「でも建物は壊しちゃうんだ。でも安心して。こいしも遊びたいから。一緒に遊ぼ♪」
「一緒に遊ぼ……じゃないわ! 帰るわよ!」
このままでは自分の心を丸裸にされそうな気がして、他人の心を裸に出来る少女は行動に出た。半壊した建物を蹴散らしてこいしの元に来ると、その腕を掴む。そのまま帰り道を探そうとしたのだが……。
「帰るのは嫌だから遊ぼう♪」
無邪気な声が耳に届いた瞬間、巨大化したさとりは自分が一部壊した地区に突き飛ばされていた。両手を前にしてバランスを取ろうとしたもののかえって建物を派手に破壊し、その小さな胸で思い切り押し潰してしまう。
「こいし……。何をするの!?」
「遊ぶだけだよ。この街を完全に壊してしまう遊び。えいっ!」
そう言いながら、こいしは手近なビルを引き抜くとそれを思い切りさとりに叩きつけた。簡単にビルは崩壊し、瓦礫が巨大化した少女の全身に降りそそぐ。
「こいし……?」
「今度はお姉ちゃんを武器にしてみようかな~。こーやって!」
全身から破片等を落としながら立ち上がったさとりだったが、こいしは容赦しなかった。再び、右腕を掴むと思い切り力を込めて投げ飛ばしたからだった。何もできないまま、さとりは大通りの車などを蹴散らした挙句、ガスタンク基地の敷地内で転んでしまう。
次の瞬間、今までの中で一番派手な爆発が生じた。さとりの全身に押し潰されて複数のタンクが破壊され、内部に充満していたガスに引火したのだった。さとり本人はなぜか無傷だったが、その周囲は完全に火の海と化し、大きな街も次第に無事な場所が無くなっていく。
「そんな……。めちゃめちゃじゃない」
桃色のスカートがまくれて純白の下着が見えてしまうのも構わず、タンクを潰したさとりは呆然としていた。人の気配は感じられなかったが、生じた被害はあまりにも酷かった。
「さっきだってお姉ちゃんも派手にやってたじゃない。だからこいしが手伝ってあげただけ♪ 楽しいよね~。こういう大暴れって」
派手に瓦礫などを蹴散らしながらこいしが歩み寄ってきた。周囲の爆炎にも構わず両手を腰に当ててみせる。再び起こった爆発が起こした熱風によって、ふわりとスカートがまくれたが、まったく気にする風でも無かった。
「こいし……」
「人間も妖怪も、表面は取り繕っているけど、心の中では口には出せないことばかり考えてる。お姉ちゃんも例外じゃなかったんだね。その醜い心を全て読めるのに」
「でも、こいしは……」
「こいしは読めなくても構わない。こうやって好きに出来るから。誰にも止められないんだよ、何をしても」
こいしが一段と近づいてきた。足を広げ、スカートの奥が丸見えな状態なまま後ろに下がったさとりだったが、妹の狙いは姉ではなかった。
 ガスタンク基地の奥に鉄道の線路を見つけると、そこに横倒しになっていた電車を無造作に掴みあげたからだった。爆風を受けて既にガラスは全て割れていたが、笑いながら二両分を両手に持つ。
「今度はお姉ちゃんを壊してあげる。壊れてしまった方が幸せなことだってあるんだから♪」
「ち、ちょっとこいし! 何を考えてるの!?」
「んーお姉ちゃんを壊してしまうことだけ♪」
 無邪気な笑みに感情はまったく込められていなかった。謎の箱の中に入ってから一段と何も考えなくなったのだろうか。こいしの行動や言葉に一貫性はまったく感じられなかった。
 慌てて、さとりは立ち上がった。周囲の惨状を見ないようにしながらこいしから逃れようとしたが、わずか二歩進んだだけで、足元の瓦礫を引っ掛けて転んでしまった。炎上するビルなどがまとめて崩壊し、伸ばした手は鉄道の架線などを潰す。それでも立ち上がろうとしたさとりだったが、その時にはこいしに追いつかれていた。
「お姉ちゃん、捕まえた♪」
可愛らしい声が、かつて地獄にいた獄卒の声に聞こえた。後ろから肩を掴まれて無理やり正面に向き直らされたかと思うと、いきなり小さな胸の谷間に電車を押しつけられていた。
「あっ……!」
それはまさに魔性の悦楽だった。自分が電車で責められていると思うと激しい罪悪感がこみ上げてきたが、同じぐらいの愉悦が心を満たしていく。
「どう? 気持ちいい?」
「ば、馬鹿なこと言わない……あっ、駄目っ! これ以上止めて……やっぱり止めないで! はあ……ん、はあ……」
息が荒くなり、幼い声に不釣り合いな艶が混じってくる。同時に下半身の熱さが増していくのが分かって、慌てて手で押さえる。それでも、心までは抑えられなかった。
「やっぱりお姉ちゃんって感じ易いよね。この程度でいっちゃうんだから。だから大好き♪」
「ば、馬鹿なことは言わないでこれ以上は止め……ああっ!」
今まで経験したことがない未知の感覚が脳髄を貫いた。こいしが手にしていた電車を、下着に押し当ててきたからだった。罪悪感と悦楽の二重奏で、心が壊れそうになる。
「凄い……。簡単にいっちゃった。そんなに気持ちいいの?」
「ば、馬鹿な事を言わないで……ああっ! もっともっと強く!」
ついに純白の下着が濡れてきた。足は大股開きのまま瓦礫を潰していたので、とても他人に見せられる姿では無かったが、さとりはもはや激しい悦楽に身を委ねるしかなかった。たとえ、こいしに見られたとしても。
「お姉ちゃんがそこまで言うならもっともっとしてあげる。ほらほら、電車遊びですよ~」
「駄目、電車で遊んだりしたら。そんな事をして……止めないで! もっともっと!」
さとりの未成熟な下半身はもはやぐちょぐちょだった。一部が瓦礫の上にまで溢れ、電車もこいしの手も濡れていたのだが……。
さとりの心の中で愉悦がピークを過ぎるに連れて、冷静な部分が少しずつ戻りつつあった。
……。私は、何をしてるの? こんな事をしてる場合なの?
その原動力はもしかすると、妹を思う姉としての本能だったのかもしれないし、こいしにやられっぱなしという事実に対する反発だったのかもしれない。
「お姉ちゃん、もっと遊んでみる? まだいいものがあるんだから♪」
心を読めないこいしはまったく気づいていなかった。ただ、自分の本能の赴くまま行動していたのだが……。
さらに姉の心を壊してしまおうと、ぐちょぐちょになった電車を投げ捨てた……その瞬間だった。
いきなり、さとりのキックが直撃して、こいしは盛大に建物を壊しながら転がる羽目になった。

……
今回は破壊描写じゃない方に力が入ってしまいました(笑)。見えてませんからR―18ではないですよね? とにかく、次回でようやく完結です。

お知らせ。
5/11(日)に開催される「博麗神社例大祭」にスペース参加します。私が所属する「すいかやさん」と合同ですのでサークル名は「すいかやさん&木蘭優駿」となります。私が主催する「木蘭優駿」側では東方小説本を無料配布しますのでぜひお越しください! 新作は秘封倶楽部が主人公の「かぐや姫にさようなら」の予告編です。
スペースNOはね14bです。

もう一つ。ホームページの方でかつて同人誌で出していた巨大娘物のオリジナル小説「港町の守護巫女」の再連載を始めています。同人誌版の再販予定はまずゼロですので、この機会に是非どうぞ!

次回はイラスト更新ですが、2週間後……GWの真中に更新する予定です。その後、また2週間おいてSSの最終回を掲載します。

巨大制服少女の逆襲

先週は更新をサボってしまい済みませんでした。色々あってすっかり忘れてしまいました。休日といっても色々と忙しいのが問題なのかもしれませんが……。今後気をつけます。

さて、今回はイラストの更新です。

街破壊巨大少女幻想73

注意事項。イラストの著作権は作者様に所属します。無断転載は厳禁です。
Warming! Reprint without permission prohibition!

OMC経由で依頼したイラストで、作者は源茉莉香様です。今回は制服姿の巨大少女の大暴れです。可愛い顔をした女の子が巨大化して、怪獣のように大暴れした後のシーンといったところです。いつも思うのですが、こういう普通の制服姿の女の子の大暴れというのは日常的な雰囲気を強調していいものです。ちなみに私はブレザーもセーラー服も好きですが、皆様はどうでしょうか? ……そう言えば、関西では有名な神戸松蔭のワンピース制服姿で巨大化した少女の大暴れは見たことがありません。一度リクエストしてみようかな……?

宣伝。
ホームページ「木蘭優駿」ではオリジナル巨大娘長編小説「箱庭世界の巨大少女剣士」の連載を続けています。今回更新分から第3話に入りました(全9話予定)。また、来週からかつて同人誌で発行した「港町の守護巫女」の再連載も開始します!

次回はSS第3話なので再来週に更新したいと思います。次で完結するか否か……。実は作者にも分からない状態です(笑)。
プロフィール

Author:小笠原智広
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