ブレザー姿の巨大少女怪獣

ようやく少しだけ更新間隔が安定してきました(また崩れたらごめんなさい。更新するのも色々大変なので……)。

今回は先週予告した通りイラストです。

街破壊巨大少女幻想52

注意事項。イラストの著作権は作者様に所属します。無断転載は厳禁です。
Warming! Reprint without permission prohibition!

OMC経由で依頼したイラストで、作者はもとい様です。
今回のイラストは迫力があります(笑)。タイトルの通り、ブレザー姿の巨大少女怪獣の大暴れです。こんな怪獣がいたら偉いことになりそうですが……。久しぶりにイラストからヒントを得たお話をどうぞ。

……
学校の制服である青色のブレザーに身を包んで、弥生(やよい)は街に出現した。
腰まで届く黒髪をふわりとなびかせていたが、身長80メートルに巨大化して道路上の車を踏み潰すその姿はまさに怪獣だった。
「さあ、邪魔な建物はみーんな<整理>しないといけないわね」
両手を腰に当て、無邪気に笑って言い切ると、そのまま足を踏み出して大暴れを始める。
まずは大通りにぎっしりと渋滞する車を全て踏み潰し、蹴飛ばしてスクラップの山に変えてしまう。一部で爆発が発生しても構ったりせず、手だけで払いのける。
「こんな建物あっても無駄だから全部壊してしまうの。……ほら、こんなに簡単!」
潰してしまった車を足場に、巨大化した弥生は自分の周囲に立ち並ぶ建物を片っ端から破壊する。ビルを力任せに押し倒したり、蹴飛ばしたり、スカートも構わずに足をかけて踏み潰す。
巨大化しているのでいつも通学に使っている黒いパンプスは凶器と化して次々に建物を瓦礫に変えていく。
「うーん、まだまだ物足りないわね」
散々大暴れしてしてから、ふと弥生は手を止めた。武器代わりにしていた高圧電線塔を投げ捨て、顎の下に手をやって考える……ふりだけをした。
「あ、そっか。もっといろいろな方法で壊してしまえばいいんだ」
その後は止まらなかった。
豪快に瓦礫を蹴散らしながら走って、自分より背の高いビルにヒップアタックを敢行する。
半壊した建物に制服に包まれたやや小ぶりな胸を思い切り押し付けて破壊する。
挙げ句の果てにはスカートを派手に翻しながらジャンプして着地して巨大地震を起こす。
ただひたすら破壊を目的とした大暴れによって、大きな街は原型を失っていく。建物の一部は炎上して煙を吹き上げたりしたが、ブレザー制服姿の巨大少女は今まで経験したことがない快感が全身を貫くのを感じていた。
「さあ、まだ壊していない建物はどこ? ぜーんぶやっつけちゃうから!」
嬉々として言いながら瓦礫を蹴散らし、さらに突き進む。
その勢いを止められるものは誰もいなかった……。

……

次回の更新は都合により、2週間後とさせてもらいます。「姫海棠はたての逆襲」完結編を掲載します。お楽しみに!
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姫海棠はたての逆襲(中編)

前後編で終わりませんでしたので、「姫海棠はたての逆襲(中編)」ということで掲載します。はたては書いているとなんか楽しいです(笑)。

……
心から驚いたような声に、はたてはツインテールにした髪をふわりと揺らしながら振り向いた。
まだ壊していない道路の歩道を足場に、射命丸文が額に手をかざしてこちらを見上げていているのが目に入った。
「なんでって、私は八雲紫に誘われただけよ。巨大化して好きに暴れていいって言うから。あんたは何してるのよ」
「私も八雲さんに誘われたのよ。面白い取材先があるからって。そうしたらここに来てて……」
一瞬の沈黙の後、はたては満面の笑みを浮かべ、文は顔をひきつらせた。
妖怪の賢者の意図は明確過ぎる程だった。
「ふーん。それはいい事聞いたわね。ねえ、文~」
「な、何でしょうか? はたてさん」
「よく人のことを古いだの引きこもり新聞記者だの、文以外友達のいないさびしんぼうだの言ってくれたわね」
「さ、最後は私じゃないと思います……」
「別にどうでもいいのよそんなこと。あんたには前からお返しししたいって思ってたのよね~」
「あややや……。それはちょっと遠慮願いたいですね」
「さあ、遠慮しなくてもいいのよ!」
にやりと笑って言い切った瞬間、はたては足を振り上げると文のすぐ横に下ろした。大して力を込めていなかったが、それだけで道路は陥没し、巻き込まれた車がスクラップと化す。
「ち、ちょっと……本気で止めて!」
「止めない。こんなに面白いことを止められるわけ無いじゃない」
「そ、そんな……」
普段は冷静沈着な文だったが、完全に泡を食っているのがはっきりと分かって、はたては一段と加虐的な気持ちになった。
恥も外聞もなく逃げ出した文を悠然と追いかけ始めたからである。
「さあ、早く逃げないと踏み潰すわよ~」
「そ、それは止めて! 洒落になってないから!」
「楽しいわね、こうやっし仕返しできると。えいっ!」
そう言いながら、巨大なはたては何度も文のすぐ後ろに足を振り下ろす。何とかかわすのはさすがだったが、すぐにはたてはある事実に気づいた。
なんで飛んで逃げないの? 幻想郷最速なんだから飛ばれたら厄介なのに……あ、まさか!
ある可能性を思いついた瞬間、はたてはミニスカートを大きく翻してジャンプした。そのまま、文の行く手を塞ぐように豪快に着地する。たったそれだけで、街全体を揺さぶる巨大な地震が発生し、一部の建物は脆くも倒壊する。文もまた不意を突かれて転んだが、立ち上がった途端にはたての巨大な足が行く手を塞ぐ。
「あっ……」
「やっぱり飛んで逃げないわね。逃げたくても逃げられないのかしら?」
「そ、そんな事ないわよ。あんた相手なら飛ばなくても逃げられるからに決まってるじゃない」
「ふーん。だったら逃げてみせたら?」
「言われなくても逃げるわよ。あと一つだけ言っておくけど」
「何よ?」
「この角度だと縞パン丸見え」
「それを言うなぁ~!」
当たり前のことを当たり前のように指摘されて、はたての心に火が点いた。何を思ったか、一本歯の下駄を脱ぐと、それを文めがけて投げつけたからである。本気で狙ったものの、コントロールが悪すぎて道路に面したマンションに命中し、大穴を開ける。
「くっ……。逃さないんだから!」
すっかり面倒になったので、はたてはもう片方の下駄も脱ぐと、ニーソックスに包まれた足で瓦礫を踏み潰しんだから文を追いかけ始めた。巨大化してソックスも丈夫になったのか、どんなに瓦礫を踏んでも、爆発炎上する車をまとめて潰してもまったく平気だった。
あ、こっちの方が楽じゃない。よーし、思い切りいたぶってやるんだから!
パンツを見られた恥ずかしさのあまり、はたては逆上していた。
文を追いかけながらも、周囲の建物をまとめてめちゃめちゃにし始めたからである。ブラウスに包まれた腕でラリアットを食らわせてビルを倒したり、渋滞する車をニーソックスに包まれた足で全部踏み潰したり、立ち塞がる建物をキックで壊したりやりたい放題だった。
「まるで怪獣じゃない、それじゃ」
はたてが破壊活動に熱中しているのに気づいて、足を止めた文が呆れたように言った。
「いいでしょう? どーせ巨大化してるんだから」
「そういう問題じゃないと思うけど……」
「悔しかったら文も巨大化したどう? 怪獣を止める正義の味方みたいに」
「出来るわけないじゃない。こうやって右手を上げて変身! なーんて言ってみたって何も……」
その瞬間。妖怪の賢者の気まぐれという名の奇跡が起きた。
文の身体がみるみる内に巨大化し始めたからだった。びっくりしたはたては慌てて後ろに下がったが、簡単には止まったりしない。
「まさか、これは……」
呆然として自分の体に起きた変化を確かめている内に、文の巨大化は完了した。はたてとほぼ同じ高さだったが、高下駄を履いている分、文の方が大きかった。
「さてと……。は・た・て」
「な、なに……?」
「よくも私を酷い目に遭わせたわね。お返ししてもいい?」
「え、えっと、ちょっとだけ手加減してもらえたら幸いかなー、なんて。テヘペロッ」
「可愛い顔で誤魔化すな!」
人当たりのいい取材用の顔をかなぐり捨てて、巨大化した文がはたてに飛びかかったのはその時だった。びっくりしたはたてがとっさに身を翻すと、文は両手を前にして住宅街にヘッドスライディングして、建物をまとめて破壊する。
「あー! そこ私が壊すつもりだったのに!」
「言ってることが滅茶苦茶じゃない! もう許さない!」
瓦礫と化した住宅をばらばらと落としながら、文が体を起こした。その瞳に怒りをたぎらせながらはたてを睨みつける。
その本人は既に建物を盛大に破壊しながら逃走を始めていた。
「もう……逃さないんだから!」
文とはたて、巨大化した二人の鴉天狗による壮絶な破壊劇が始まったのはその時だった。

……
逆襲したつもりが逆襲されるというのはよくある話ですね。次回は文とはたての巨大化キャットファイトになる予定です。さて、どういう結末になるやら。はたてちゃん不幸属性ありそうですし……。

次回の更新はOMC経由で依頼したイラストです。早ければ来週には更新したいと思っていますのでお楽しみに。
あと、サイト移転は準備中ですので詳細は決まり次第連絡します。このサイトの更新を楽しみにしてくださっている方たちの為にも今後も頑張りますのでよろしくお願いします。

少女たちは好き放題やっています

少し更新が遅れて済みませんでした。
今回はOMC経由で依頼したイラストを公開したいと思います。

あ、改めて繰り返しますが、このサイトで取り扱っているのは全て完全なフィクション(幻想)であり、現実世界とは一切関係がありませんのでご注意下さい。

街破壊巨大少女幻想51

注意事項。イラストの著作権は作者様に所属します。無断転載は厳禁です。
Warming! Reprint without permission prohibition!

OMC経由で依頼したイラストで、作者は隼人様です。
いつものことながら見事な破壊ぶりですね。普通の女の子たちが巨大化して怪獣のように暴れる……そんなシチュエーションが好みなのでこういうイラストはぐっときます。ここに来る皆様も同じだと思いますが(笑)。毎日、多い時には1000アクセス、少ない時でも100アクセス以上ありますので同志はかなり多いということでしょうね。そのような応援があるのでここまで続けることができました。楽しみにしてくださる皆様には本当に感謝しています。

お知らせを一つ。現在ブログ形式で続けているこのサイトですが、近日ホームページ形式にして移転したいと思っています。コンテンツも多くなってきたので、過去の作品を閲覧しやすくするための移転です。当然、今まで掲載したイラストとSSはそっくり移転しますのでご安心下さい。
ただ、コメントが付けられなくなるのはどうしたものか考えています。掲示板は管理が面倒なことになりますし、やっぱりメールを使うことになると思います(この点では不自由になりますが)。

次回はSSの番というわけで、「姫海棠はたての逆襲」の続きです。さて、何が起きるのでしょうか?

姫海棠はたての逆襲(前編)

2ヶ月ぶりの更新です……。SSを書こうとしたらなんだか調子が上がらず、ずるずるになってしまいました。私は元気ですのでご心配なく(笑)。

というわけで、やっと書き上げたSSをアップします。今回は東方から天狗の姫海棠はたてを主人公にしてみました。はたてが誰に対して逆襲するのか……まあ、バレバレですけどね。今回は1回目ということで、巨大なはたてちゃんの大暴れをお楽しみ下さい。
文もいいけど、どこかやんちゃな性格のはたても結構可愛いと思うのは私だけでしょうか?

……

「うーん……。噂には聞いてたけど、やっぱり凄いわね」
仮想空間、とかいうどこでもない場所に降り立って、姫海棠はたては思わず頭に手をやった。
周囲に広がっているのはミニチュアのように小さな外の世界の町並み。正確に言うならば、はたてが約50倍サイズに巨大化しているのだった。
「この街を好きなだけめちゃめちゃにしてもいいなんて言ってたけど、いざとなると結構大変そう。ていうか、本当にいいの?」
自分の腰の高さぐらいまでしかないビルに手をかけて、はたてはぼやき半分つぶやいた。
幾らあの妖怪の賢者が「記事のネタに困ってるんだったら遊んでいってもいいのよ」と言ってくれたとはいえ。
「なーんか裏がありそうな気がするのよね。あのスキマ妖怪、何考えてるのかはっぱり分かんないし。でも……」
鴉天狗の少女の口元に、加虐的な笑みが浮かんだのはその時だった。
「遊んでいいってことは何をしてもいいってことよね。さっそく、遊ばせてもらおうかしらね」
新聞発行のライバルである別の鴉天狗の顔を浮かべて、はたては決意を固めた。
<彼女>はまだこの空間で遊んだことがないだろう。
先に遊んで、その体験を記事にしてしまえばこっちのものだった。

巨大化したはたてが最初に目をつけたのは、自分が足場にする交差点のすぐ近くある高架式の駅だった。かなり大きなもので、ターミナルや歩道橋による通路も見えたが、破壊衝動が心を満たしつつある少女にしてみれば、ただの獲物にしか見えなかった。
まずは高下駄に包まれた足で、駅前のロータリーに足を踏み入れる。当然のことながらクルマやバス、タクシーなどが停まっていたが、巨大化した天狗の少女にしてみれば邪魔でしかなかった。構ったりせずに全て踏み潰し、蹴り上げたからである。簡単に全てスクラップになり、一部が爆発炎上したりしたが、はたてにはそれが気持ちよかった。
へえ、面白いわね。こーんなに簡単に壊せるんだから。無敵じゃない。
そう思うと、最早破壊衝動を抑えることは不可能だった。そのまま駅前広場を完全に壊滅させてしまうと、高架式の駅目掛けて豪快なキックを放つ。短いチェックスカートがふわりと翻り、建物は一部が吹き飛んで無残な姿を晒す。それを見たはたては、壊した部分に拳を振り下ろして派手に壊してしまうと、さらにそこに足を踏み入れてしまった。スカートから伸びる足が抵抗もなく建物内に入り、階層をぶち抜いていく。
ここからこんなことをしたりして……。あーバランス崩しちゃった。
心の中の言葉はわざとらしかったが、やった事は最悪だった。もう片足も入れようとして、はたてはわざと建物目掛けて倒れこんだからだった。ブラウスに包まれたふっくらとした胸が建物を押し潰し、とっさに伸ばした両手もホームなどを破壊する。そこには電車もあったが、巻き込まれて一部が破壊されてしまった。
それでも巨大化したはたては破壊活動を止めなかった。ぼろぼろと瓦礫を落としながら体を起こすと、右手で電車を掴んだからである。連結されたままだったので、無理やり引きちぎり、二両分だけを手にすると今度はそれを武器に駅をめちゃめちゃにしてしまった。
「あーあ。やっちゃった……。簡単すぎるじゃない」
それから数分後。大型の高架駅はただの瓦礫と化していた。多くのホームがあった地上部も高架部も全て破壊されて原型を失い、壊されたり武器にされた電車が無残に散らばっている。その中央で、50倍サイズに巨大化したはたては悠然と立っていた。
「さーて。この調子で全部壊してしまうんだから!」
最後まで手にしていた電車を投げ捨てて、はたては新たな破壊活動を開始した。壊したばかりの建物などを高下駄でさらに蹴散らしながら、降り立ったのとは反対側の駅前広場に面した建物に襲いかかったからである。
立ち塞がる建物は全てキックや拳で粉砕し、原型を失ったビルは両手をかけて押し倒す。それだけで、周囲の低層の建物などもまとめて破壊されてしまう。
あ、一部が炎上してる……。まあ、当然よね。こんなに派手にやったんだから!
立ち上る炎と煙を軽く手で振り払い、巨大化したはたては笑いながらさらに破壊活動を繰り広げた。
駅前広場に停まっていた車は全て蹴飛ばしたり踏み潰したりして破壊する。
その上を通っていた歩道橋は引き抜いて手で持つと、周囲に立ち並ぶファッションビルなどを完全に破壊する。
最後まで残った大型のデパートに至っては、豪快に蹴りを入れて壊してしまうと、チェックスカートに包まれたピップで座り込んでしまい、そのまま壊してしまった。
「気持ちいいわね、本当に。無敵無敵!」
取材道具である携帯電話のカメラで瓦礫の山と化した周囲や、その上に無造作に座り込む自分を写したりしながら、はたては心の底から満足していた。
最近、本業の新聞記者の方ではライバルの文に負けてばかりいたが、そのうさも少しは晴れたような気がした。
「あ、写真いい感じで撮れてるじゃない。まるで私が怪獣みたいだけど……ま、いいか」
スカートから瓦礫の破片を落としながら、はたては立ち上がった。改めて周囲を見回して自分の破壊力を確かめると、加虐的な笑みを浮かべる。
まだまだ壊してしまうんだから! で、後で念写して映画のスチールみたいな写真も撮れば……。臨時増刊版も作れそうね。
怪獣のように暴れる自分がトップを飾る新聞を想像して、思わずにやついてしまった時だった。
「あややや……。なんではたてが巨大化してるの……?」
聞き慣れたライバルの小さな声が耳に届いた。


……

次回は久しぶりにイラストをアップします。ストックも溜まってきましたが、ゆっくり公開していきたいと思います。次回更新は来週の週末、その次の週にSSの続きを更新する予定です。お楽しみに!
プロフィール

Author:小笠原智広
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