巨大ヤンデレお嬢様

今回はイラストの更新です。よく確かめたら前回のイラストから1ヶ月も間が開いてしまいました。ただ、しばらく私自身も気に入っている作品のアップが続きます。久しぶりに当たりが続きましたので(笑)。

街破壊巨大少女幻想42

注意事項。イラストの著作権は作者様に所属します。無断転載は厳禁です。
Warming! Reprint without permission prohibition!

OMC経由で依頼したイラストで、作者は町田文鳥様です。

黒いプルオーバードレスの似合う女の子が巨大化して大暴れしているイラストを依頼したところ、ヤンデレ風な美少女が大暴れしている快作が納品されました。ちょっと見上げるようなアングルといい、表情といいいい味を出していると思います。普段はおっとりとしたお嬢様なのかもしれませんが、この破壊ぶりをみると実はこっちが本性なのかもしれませんね(笑)。

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ホームページの方で久しぶりに長編小説の連載を始めました。「千鶴-リングに舞い降りた救世主-」という作品です。リンク先を見ていただければ分かると思いますが、このブロクにも何度か出てきた巨大少女「千鶴」がヒロインの物語です(といっても巨大化はしません(笑)。ただ、怪力で並みいる強豪レスラーを次々に倒してしまいますが)。巨大少女の千鶴はこの小説に出てくるヒロインがスピンアウトして誕生したので、姿形は同じです。よろしければ読んでみてください。

オリジナル長編連載小説「千鶴-リングに舞い降りた救世主-」

次回はSSの更新です。いよいよミアキス姉妹と??の対決編です。お楽しみに!
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異郷の吸血鬼は幻想郷の夢を見る(1)


少し更新が途切れて済みませんでした。やっと時間ができました。
今回は予告したとおり、「東方project」の世界観を利用したオリキャラであるミアキス・ロッテが中心のSSを送ります。今回は第1回ですが、それに合わせてロッテのイラストを自分で描いてみました(笑)。

街破壊巨大少女幻想41

-天翔ける白い月-
ミアキス・ロッテ
能力 : 星を詠む程度の能力
危険度 : 極高
人間友好度 : 中

幻想郷の近くにある平行世界・アヴァロンファンタジーに住む吸血鬼で、「白い塔の館」の主人。知略に長けた実力者で、技巧的な弾幕やスペルカードを使いこなす(6面ボス級の実力を持つが、他のボスに比べると弱い方)。吸血鬼ながらもあまり血を吸うことは好まず、<餌>のはずの人間に興味がある。その為、友好度はそれ程低くない。下心なく礼儀正しく接すれば、驚くほど丁寧に応対してくれるだろう。


……とまあ、枕はここまでにして。SSいきます。

……

「ねえ、ロッテお姉さま。もっと破壊の話を聞かせてよ」
 猫のように甘えた声を出しながら、ミアキス・リオンは姉であるミアキス・ロッテに寄りかかった。
 幻想郷から遠くない場所に位置する平行世界・アヴァロンファンタジー。
 そのほぼ中央に位置する「白い塔の館」の主であるロッテの部屋にいるのは、妹のリオンだけだった。
「リオンの我侭には困ったものね。もう何回も聞かせてあげたじゃない」
「だって、お姉さまの話面白いんだもん。リオンも思い切り暴れてみたいの。お姉さまだって暴れ足りないんでしょう?」
「そうだけど……」
 小さな胸に顔を擦り寄せて甘える妹の髪をそっと撫でながら、ロッテは内心ため息を漏らした。
 今から数日前、幻想郷の結界を作った妖怪・八雲紫の誘いに乗って、ロッテは架空世界の都市を破壊して大暴れした。何も知らずに誘い込まれた人形遣いとも戦い、勝利の証に思い切り<弄んだ>のだが、その時の話を妹にしたのは失敗だった。
 幼く、分別も少し怪しいながらも自分より強い力を持つリオンはすっかり幻想郷……正確には、架空世界を舞台とした大破壊に興味を持ってしまったからである。
 でも、無理ないわね。この世界でリオンに勝てる者はいないから。私だって今の状態では絶対に勝てない……。
 その話を紫にしたところ、妖怪の賢者はいつものように妖しげな笑みを浮かべてこう答えたものだった。
 どこの世界でも、姉より妹の方が強いものよ、と。
「ねえねえ、お姉さま。幻想郷にも私たちと同じ吸血鬼がいるって本当なの?」
「いるわよ。私たちと同じ姉妹だって紫さんは言ってたわ」
「ふーん。会いたいな……」
「会いたい?」
「だって私たちと同じだから。色々と話を聞いてみたいの」
 自分と同じ好奇心をリオンが持っているのに気づいて、ロッテは少しばかり苦笑した。このあたりはやはり姉妹だった。
「それはいいけど、紫さんがいいと言わないとだめよ。私たちに世界の境界を越える能力は無いんだから」
<あら、お困りのようね>
突然、心の中に妖艶な声が響き渡った。リオンにも同じように聞こえたのか、人の気配に気づいた猫のように周囲を見回している。
<紫さん? 突然割りこむなんて失礼ね>
<あら、ご挨拶ね。とってもいい話を持ってきてあげたのに>
<いい話? まさか……>
<ふふ。そのまさかよ。今回は貴方たち二人を招待してあげるわ。架空の大都市を破壊し尽くす特別な宴にね>
<……また裏がありそうね>
<うまい話には裏があると昔から言いますわ>
 ロッテの皮肉も、紫にはまったく通用しない。どうやらまた何かを仕掛けているのは間違いなさそうだった。
 でも、リオンは私が護る。いつも護られてばかりなんだから。私の<星を詠む程度の能力>できっと……。
<お姉さま、何がどうなってるの?>
<心配しなくてもいいわ。紫さんが特別に招待してくれるそうよ>
<招待? お呼ばれするの? だったら着替えなくちゃ>
<その心配は要らないわ。なぜなら……>
 今から貴方たちは架空世界に招待されるのだから。
 紫がすべての言葉を終えるよりも早く。
 異郷の二人の吸血鬼の姿は、<白い塔の館>から消えていたのだった。

「……また巨大化しちゃった」
 次に気がついた時、ロッテは約50倍に巨大化して不思議な空間上に作られた架空の街を見下ろしていた。ブーツに包まれた足はアスファルトにめり込み、数台の車を既に巻き込んでいたが、気にすることなく街の大きさを確かめる。
「え? この前よりずっと大きい?」
<二人いるんだから当然じゃない。好きに壊してしまっていいわ>
 呆然としてつぶやくのと同時に、紫の声が心の中に響きわたった。
「でも、大き過ぎるわね。私がこの前壊した街の二倍はあるじゃない。何か意味があるの?」
<さあ、どうかしらね>
 惚けていたが、紫の意図は明確だった。いずれ、また誰かがこの世界に落とされて自分たちと戦うことになるのだろう。その相手はおそらく……。
<貴方は何も気にしなくてもいいわ。ほら、可愛い妹さんが暴れたくてうずうずしてるわよ>
「ロッテお姉さま、この街ぜーんぶめちゃめちゃにしていいの?」
<もちろん、いいわよ。とびっきりの大暴れ期待してるから>
「ありがとう。えっと……紫お姉さん」
<ふふ。貴方の妹はしつけがいいわね。困ったら一回だけ助けてあげるわ。それじゃ、邪魔者はいなくなるから~>
 リオンの一言にすっかり機嫌を良くしたのだろう。紫は鼻唄まじりにいずこへと消えていった。
 それと同時に、リオンは口元だけで笑う。
「まったく、リオンはお世辞がうまいんだから」
「妹はいつも無邪気とは限らないのにね。……ねえ、お姉さま。そろそろ始めない?」
「そうね。好きにしていいわ」
 茶色がかかった黒髪を上空の風になびかせてロッテが言い切るのと同時に。
 <全てを守護する程度の能力>を持つ吸血鬼の少女による破壊劇が始まった。
 まずはローファーに包まれた小さな足で目の前に広がる住宅地を思い切り蹴散らして歩いてみせる。未経験の感覚に、リオンはどこか歪んだ笑みを浮かべたが、ロッテは何も言わない。ヤンデレ気味の妹のストレスを晴らすには、最高の機会だと思ったからだった。
「見て見て、お姉さま、もうこーんなに壊しちゃった!」
 紫の意図を考えようとしたロッテだったが、リオンの声に我に返った。その方向を見ると、小さな妹は住宅地を全て壊滅させ、足元ではマンションをまとめて壊しつつあった。巨大化した少女の胸元ぐらいまでの高さを誇る建物も、リオンの指が触れるだけで脆くも崩れ去っていく。
「さすがによく壊すわね」
「だってお屋敷ではあれも壊したら駄目、これも壊したら駄目なんだから」
「それは当たり前のことよ。貴方は<全てを守護する程度の能力>を持つからなおさらね」
「えーつまなんないー、そんなの」
 ぷっと頬を膨らませるのと同時に、リオンはワンピースのスカートを思い切り翻してマンションを蹴り壊してしまった。ドロワが丸見えになったが、構ったりせずに新たな獲物に襲いかかっていく。
「ねえ、お姉さま。これなーに?」
「電車ね。人間の乗り物よ」
「こーんなに小さくて細長いのに? あ、壊れちゃった。握っただけで潰れるなんて弱いのねー」
「仕方ないわ。それだけ巨大化してるんだから」
「そうだよね。だからもっと壊しちゃうの。えいっ!」
そう言いながら、リオンは一部を握り潰した電車をその場に叩きつけてしまった。力が込められていたので、まだ無傷だった部分も巻き込まれて原形を失ったが、それをローファーで踏みつけながら巨大化した吸血鬼は暴れ続ける。
 周囲の住宅をあっという間に全て壊滅させると、やや背の高いビルの立ち並ぶ地区に足を踏み入れたからである。
「これ武器になるかな~」
道路上の車をスクラップにしながらリオンが引き抜いたのは、高圧電線塔だった。片手で持って振り回すと、いきなり目についたビルに降り下ろす。
 その瞬間、派手な音と共に高圧電線塔がバラバラになったので、リオンは心の底から驚いたようだった。気がつくと手にしていた塔は根元だけを残して壊れていたが、すぐにつまらなそうな顔をして投げ捨てる。
「武器にもならないなんてつまんない。こーなったら自分で壊しちゃうんだから!」
 その言葉が合図となった。無邪気な笑みさえ浮かべた吸血鬼の少女はスカートにも構わず、足をビルの上に下ろしてそのまま潰してしまったからである。残った瓦礫は蹴り壊し、次のビルは座り込んだだけで壊してしまう。
「あ、いい事思いついちゃった♪」
 破壊衝動に取り憑かれた妹の姿を、半ば見とれるように見つめていたロッテだったが、いたずらを思いついたような言葉が耳に届いて気を取り直した。
「何をする気?」
「んーとね、新しい遊び♪」
 そう言いながら、壊したばかりのビルの上に座り込んだリオンはおしゃれなローファーを脱いでしまった。びっくりするロッテにも構わず、白い三つ折りソックスに包まれた足で道路上の車を踏み潰して歩き始める。
「こら、リオン。止めなさい。ソックスが汚れるでしょう!」
「いいじゃない。ナターシャは<どうせ洗えばいいんですから>って言ってたんだから」
「……」
 非常に忠実で有能なメイド長が、リオンに何かと甘いことを思い出して、ロッテは額に指を当てて溜め息を漏らした。
 妹を甘やかすと一番困るのはロッテだというのに……。
 そんな事を考えている内に、白いソックスを汚しながら無邪気な妹は破壊劇を続けた。よほど踏み潰す事に快感を覚えているのだろろか? あまり手は使わず、スカートから伸びる細い足だけで次々に町並みを破壊していく。
「あ、今度はこれも壊しちゃおうっと」
 笑いながらリオンが言い切ったのは、ガスタンク基地を目の前にした時だった。幾ら壊しても傷はつかないとはいえ、あまりに危険な<おもちゃ>を見て、ロッテの心配は頂点に達する。
「こら、止めなさい!」
 その時、姉は何も考えずに行動に出ていた。足元で盛大に建物を壊し、道路上の車を宙に舞わせながら、妹を背後から止めようとしたからである。
 しかし、リオンは姉の言葉を無視して汚れた白いソックスに包まれた足をガスタンクの上に下ろしていた。
 次の瞬間、予想していたよりもはるかに激しい爆発が起こり、びっくりしたリオンはバランスを崩してしまった。そのまま建物を巻き込みながら倒れそうになったのだが……。
「え……? お姉さま?」
 次に気づいたときには、リオンは姉のロッテに抱きかかえられていた。
「よかった。怪我はない?」
「うん……」
「だったら大丈夫ね。まったく、危ない真似をしないで」
「リオンは平気なのに。お姉さまに護られるなんて……」
「貴方はまだ未熟だから仕方ないわ。立てる?」
「うん……」
 まだ呆然としたまま、リオンは瓦礫の上に立ち上がった。その前にロッテが脱いだばかりのローファーを持ってくる。
「貴方は誇り高きミアキス一族の末裔。身だしなみはちゃんとしなさい」
「はーい」
 本当は、ソックスに包まれた足でもっと壊したかったのだが、大好きな姉の言葉にこれ以上逆らうのも嫌だったので、素直に従った。
「まだまだほとんど壊してないじゃない。私も加わっていい?」
「うん。一緒にめちゃめちゃにのしちゃおうよ」
「久しぶりね、一緒に遊ぶのも」
 ロッテの言葉に、リオンが笑って頷いた……その時だった。
「あんたたち、誰なの……?」
 聞き覚えのない少女の声が、異郷の吸血鬼たちの耳に届いた。

……
今回は妹のリオンちゃんに暴れてもらいました。まだキャデザなどは未定なので、詳細はいずれ。にしても、靴下での大暴れもいいものですね。前にリクエストをもらったはたてちゃんの大暴れもいつか書きたいと思っています。結構好きなんでよね、ほたて……じゃなくてはたて(笑)。

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5/5(土)に東京ビックサイトで開催されるコミティア100にサークルで参加します。夏コミで出す予定の巨大娘長編小説「港町の守護巫女」の予告編はまだ残部がありますので配布したいと思います。また、他にもオリジナル小説を各種取り揃えていますのでこの機会に是非どうぞ。あ、たいてい私が店番をしていますので、お気軽に話しかけてください(笑)。

次回はイラストの更新です。先日、依頼していたイラストが納品されました。残念ながらちょっと掲載できない作品もあったのですが、あっと驚くほどの良作も複数納品されました。次回のイラストもかなりの迫力ですので期待していて下さい!
プロフィール

Author:小笠原智広
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