白セーラー姿で巨大化! さらに大暴れ!

今回は前回予告したようにイラストをアップします。久しぶりの制服ネタです。

街破壊巨大少女幻想39

注意事項。イラストの著作権は作者様に所属します。無断転載は厳禁です。
Warming! Reprint without permission prohibition!

OMC経由で依頼したイラストで、作者はAkiyo様です。

可愛くて元気の有り余っていそうなポニーテール少女が巨大化して破壊行為を繰り広げている光景をイラストにしてもらいました。清楚なセーラー服がよく似合う女の子ですが、やってることは酷すぎます(笑)。ついでに言うと下着も少し見えているような……?

次回はSSの更新です。前にリクエストを受けていたネタでやってみたいと思います。次回はギガ好きの方向けの作品になると思います。にしても、30~50倍サイズの巨大少女が好きな人というのは意外と少ないのでしょうか……?(それとも、私がウルトラマン世代だからかな?)

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巨大化できる少女たちが活動するオリジナル長編小説「港町の守護巫女」は本日無事完結しました! 後は夏コミに当選して完全版を出すだけです。その時はご愛顧をよろしくお願いします。
連載先はこちら。

地球の一里塚
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妖精たちのおもちゃ

更新が遅くなってしまい申し訳ありません。先週はパソコンのOSの更新などでそれどころではありませんでした。本当は土曜日にでもアップしたかったのですが、さすがに日が悪いので今日にしました。お察し下さい。

というわけで、今回は予告通り東方キャラによるSSです。さて、どうなるやら……。

……
「……本当に巨大化しちゃった」
当たりを見回し、自分の足元を確かめて、大妖精はぽつりとつぶやいた。
幻想郷でも小さな存在である妖精である少女は、身長50メートル以上に巨大化して、仮想空間上に展開された現代日本の街並みの中心付近に立っていた。
「紫さんからは好きに遊んでいいって言われたけど、こんな所で遊んだらみんな壊しちゃうわね」
「うわー。こーんなに大っきくなるんだ。本当にさいきょーになっちゃった!」
「え? チルノちゃん? どうしてここに?」
「金髪のおばさんに言われたんだ。これから巨大化してとある場所に連れてくから好きに遊んでいいって。これって、壊していいって意味だよね?」
<ふふ。その通りよ>
禁句を口にされた事に、頬を痙攣させながら妖怪の賢者こと八雲紫が心の中で二人に呼びかける。
<とにかく徹底的に壊してちょうだい。最強の貴方なら簡単な話でしょう?>
「とーぜんじゃない。ね、大ちゃん」
「え? どうしてそういう話になるの?」
心優しい妖精の少女は完全に戸惑っていた。こんな立派な建物とかを全部壊してしまうなんて……。
「今からあたいがさいきょーだってことを見せつけてやるんだから! 大ちゃん、一緒に遊ぼ!」
無邪気そのものの言葉と同時に。
ついに巨大化した妖精たちによる大破壊劇は幕を開いたのだった。

チルノが最初に襲いかかったのは、自分の目の前に広がる大型駅のロータリーや駐車場、そして歩道橋だった。
心の底からの笑顔を浮かべたチルノが、その巨大な素足を下ろしただけで、すべて破壊され、アスファルトの地面には大きな足跡だけが残る。
「チ、チルノちゃん……! 痛く、ないの?」
「ぜーんぜん。くすぐったいだけだよ」
<ちなみに言っておくけど、この空間の中にいる限り、貴方たちはどんな痛みも感じないし、炎とかも平気になるわ。まあ、現実じゃないんだから当たり前だけど>
チルノが挑発に乗ったことに笑みを浮かべながら、紫が口を挟む。
「理屈は分かりました。でも、壊してしまうなんて……」
<破壊は理屈じゃないわ。本能よ。たとえ妖精でも破壊衝動は持ってるんだから。特に貴方のように普段はおとなしいとなおさらね>
本当は、大妖精の心の中にあるとある境界を少しだけいじったのだが、そんなことはおくびにも出さず紫は言い切る。
「とにかく、全部壊し終わらないとここからは出られないわよ。賢い貴方なら分かるんじゃないの?」
大妖精は何も言わずに空を見上げ、そしてチルノの方を見た。
親友の妖精は嬉しそうに大暴れしていた。
わずか三、四歩歩いただけで駅前広場を壊滅させてしまうと、今度は駅の横に立つビルに襲いかかったからである。最初に、手で叩きつけて正面を粉々に壊す。それを見ると、ドロワーが丸見えになる程スカートを翻してキックを食らわせて、建物自体を倒壊させてしまった。
派手に埃が舞い上がり、一瞬チルノの姿すらも見えなくなる程だったが、倒れた建物を受け止めても氷の妖精は平然としていた。
「やっはりあたいってばさいきょーね!」
Vサインすら決めて言い切ると、そのまま瓦礫となったビルを踏み潰しながら駅へと襲いかかっていく。まずは、ホームとその周囲を素足だけで踏みつけて徹底的に破壊する。足に絡んでくる架線は軽く振り払い、そのまま無造作に座り込んでしまう。面白そうなおもちゃ……電車を見つけたからだった。
「あ、こんなに軽いんだ。蛇の抜け殻みたい」
怖いものなしの妖精は平然と言いながら、中間の三両を持ち上げる。大妖精は胸元に手を置いて、チルノの行動にただハラハラしていたが、当の本人は全く気にしていなかった。
ばらばらと瓦礫などを落としながら立ち上がると、手にしていた電車で駅の残りをめちゃめちゃにし始めたからである。武器にされた電車は簡単に壊れたが、チルノは容赦なくかなり大型の駅を壊していく。
別の電車を見つけると、笑いながらまだ壊していないビルに叩きつける。
高架線部分は軽い蹴りの一撃で倒して、全部踏み潰す。
挙句の果てには楽しそうに歩き回って止めを刺してしまったが、それでも破壊衝動はまったく満たされなかった。
駅の周囲にある住宅や商店街などが密集する地区に、ジャンプしてしりもちをついたからである。激しい衝撃が大妖精の足元すらも揺さぶったが、直撃を受けた地区には巨大な穴ができており、そこに半壊した住宅などがこぼれ落ちる有様だった。
「こーやると気持ちいいんだ……」
そんな事を言いながら開いた足を動かしてさらに多くの建物を壊滅させていたが、ついにその場に寝転んでしまった。一度に多くの住宅などが潰れる音が聞こえたが、チルノは無邪気に呼びかける。
「ねーねー大ちゃんは遊ばないの?」
「私? んーどうしようかな……」
「大ちゃんも遊んでくれないとつまんないのに」
「チルノちゃん……」
チルノの正直の言葉に、大妖精の小さな胸に痛みが走った。⑨と言われながらも、正直者で無邪気な親友の言葉を拒否することは、大妖精にしてみれば重大な裏切り行為だった。
「……うん。私も遊ぶね」
「そーこなくちゃ! あたいはこっちを壊すから大ちゃんはそっちを全部壊してもいいよ」
「こんなに広いのに?」
「大ちゃんは親友だから譲ってあげる!」
本心そのままの言葉が止めとなった。妖怪の賢者によって、破壊衝動をいじられていた大妖精は慎重な足取りで歩き始めたからである。
言うまでもなく、道路上の車を全て踏み潰し、足に引っかかる電線を断ち切りながら。可愛らしい妖精の少女の歩いた後に残るのは、巨大なローファーの足跡と、踏み潰された車などだけだった。
「あっ……。面白いかも」
意外な言葉を口にしたような気がして、大妖精は口元に手をあてた。自分らくしないと思ったからだが、その時には破壊衝動を抑えることは不可能になっていた。
真面目な表情を崩さないまま、無造作に住宅を蹂躙して歩き始めたからである。ローファーに包まれた足によって簡単に全てが破壊されていったが、少女は罪の意識を感じなかった。
ちっちゃい私にこんな力が備わるなんて……。チルノちゃんが面白がるのも分かるわね。
すべての建物を壊滅させ、ビルに足をかけながら大妖精は心の底から納得していた。
当のチルノは駅前周辺を全て壊滅させて、得意そうにポーズを決めていたので、笑って手を振る。
こうなると、負けてはいられなかった。
自分の周囲にあった住宅やマンションなどを全て破壊すると、瓦礫を蹴散らしながら武器を手に入れたからである。それは鉄製の送電線塔だった。
こういうのがあると面白いかも。で、壊してしまうのは……これ!
全ては一瞬の出来事だった。巨大化したサイドテールの妖精はそれこそ小走りになって道路上の車を蹴散らすと、交差点に面して立っていた大型のビルに電線塔を叩きつけたからである。凄まじい音と共に建物は正面が破壊され、電線塔は完全に折れ曲がったが、大妖精は簡単にそれを投げ捨てると、チルノに負けないほど大きく足を振り上げて蹴りを食らわせる。力の込もった一撃に、ビルは根本から崩壊し、周囲の建物もまとめて全半壊する。
それを見て、大妖精はさらに破壊を続けた。
壊された地区に足を踏み入れて、スカートから伸びるほっそりとした足だけで建物に止めを刺したり、新しく見つけた商店街のアートケードを引き抜いてそれで周囲を壊滅させたりしたからである。
それでも満足できなかった大妖精が次に狙ったのは……。
「これも壊していいのね。おもちゃみたい」
公園の中に建つ、復元されたお城だった。ちょうど巨大化した少女の背の高さぐらいの建物だったが、本人にしてみれば、ただの獲物に過ぎなかった。
いきなり、両手を回してお城を抱きしめる。わずかにふくらみのある胸や両腕がお城を締め上げ、確実に崩壊に追い込んでいく。
「大ちゃん、なにしてるの?」
きょとんとしてチルノが聞いてきたのに合わせて、無邪気に笑った大妖精は一段と力を込めて、ついにお城を壊してしまった。土台だけが残ったが、それも蹴り壊して止めを刺す。
「もちろん、遊んでただけよ。いつもと同じじゃない」
「ねえ、鬼ごっこしようよ。あたいが逃げるから大ちゃんが鬼ね」
それは、一段と壮絶な破壊への宣言に過ぎなかった。
サイドテールにした髪のリボンを直した巨大な大妖精は、大きく頷くとさっそく建物を壊して逃げ始めたチルノを追いかけ始めたからである。邪魔な建物は全て蹴散らし、マンションすらも両断して追い掛け回す。
「素早いわね~」
「あたいは鬼ごっこでもさいきょーなんだから!」
チルノの笑顔が眩しかった。可愛くてたまらないからどうしても構ってしまう自分に苦笑いしながら、鬼役の大妖精は徹底的に建物を壊しながら親友を追いかける。
それは、舞台となっている街にとってみれば最悪の状態だった。
二人の妖精が好き勝手に走り回り、時には瓦礫を投げつけたり、電車や送電線塔でチャンバラごっこをするので、あっという間に原型を失っていったからだった。
「ほら、捕まえた。チルノちゃんの負け!」
そんな追いかけっこが終わったのは、工場地帯の中央での事だった。二人の妖精は楽しそうに笑っていたが、プラントなどは破壊され、あちこちで黒煙が吹き上がっていた。街の方でも火災が発生したり、新たな爆発が発生し、最悪の状態になっていた。
「……面白いわね、こういう遊びも」
チルノに背中から抱きつきながら、大妖精は本心から言った。
「うん。大ちゃんといるともっと楽しい!」
「チルノちゃん……」
「次はあたいが鬼になるから大ちゃんが逃げて。十だけ数えるから」
「うわー逃げられるかしら?」
口ではそう言いながらも、巨大化した大妖精は足元の工場を壊しながら走り出していた。
もう少しで、街は二人の妖精のおもちゃとなって壊滅するだろう。
そうしたら、もう一度別の街を用意してもらえるように妖怪の賢者に頼んでみるつもりだった。

……

いつもはちっちゃい妖精たちでも巨大化すれば、街なんておもちゃですね。にしても、大ちゃんみたいな真面目な女の子が破壊衝動に目覚めていく過程はやっぱり楽しいです。

次回はイラストの更新ですので、今週の土曜日にはアップします。同じ日にホームページ上で連載している「港町の守護巫女」も完結すると思います(遅くなりましたが、昨日第12話ラストをアップしました)。
どうかお楽しみに!
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小笠原智広

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